管理人のnaniyomuです。
本を紹介するブログを書いています。
番外編では、本に関連した余談を綴っています。
最近、AIや自動化の導入により、「学び直し」と言う言葉をよく聞くようになりました。
新たな資格を取得するため、独学で勉強を始めている方も多いのではないでしょうか?
独学で学ぶとなると、まず試験対策本ですよね。
「買ってはみたけど、分かりづらい」、「本を開く気にならない」、「そもそもどれがいいの?」
・・・なんてことはありませんか?
看護師・保健師・行政書士と複数の資格を持つ管理人が、長年の経験からたどり着いた対策本の選び方について解説します。
はじめに
仕事に関連してなど、資格試験を受ける状況はさまざまにあると思います。
今回は、独学で試験に臨む場合を想定して進めていきます。
まず、揃えるべき本は2種類。
テキスト本と問題集です。
試験範囲の分量によっては、2つが一緒になっているものもあるので、書店で確認してみて下さい。
テキスト本の選び方
有名な資格であるほど、対策本は複数あります。
では、何が違うのでしょうか?
個人的な見解ですが、試験範囲の切り取り方にあると感じます。
本に載っていたところが試験にたくさん出たら、本の評判も上がりますよね。
テキスト本を購入するときは、書店などで現物を見ながら選ぶ方が多いかと思います。
しかし、独学で資格を取ろうとする時、そもそもは知識ゼロ。
試験に出そうなところがたくさん載っている本なんて分かりませんよね。
そこで、はじめの「何が違うのか?」に戻りましょう。
結局、一番の違いは、デザインなどの見た目です。
よほどのことがない限り、内容はそんなに大差がないと思います。
結局は、気に入ったものを使い、飽きずに続けられる環境を作ることが大切です。
紙の種類・品質は、文房具に合わせて
勉強のスタイルは個性が出ますが、みなさんはどんなタイプですか?
書き込みはしますか?
ラインは引きますか?
付箋はつけますか?
そもそも、見るだけという方もいますよね。
書き込みやラインを引く場合、何を使いますか?
鉛筆、色鉛筆、ボールペン、蛍光ペン、マジック。
紙っていろいろ種類があります。
例えば、鉛筆で書き込むとツルツルして書きづらい素材の紙があるんですが、逆に言うとボールペンや蛍光ペンでは裏移りしなくて便利なんです。
私は、マーカーやボールペンを多用するので、しっかりした紙が好みです。
以前は、普通のボールペンを使用していましたが、書き損じると本を開くのも嫌になるので、最近はフリクションボールペンを使っています。
新しい本に、ペンで線を引いたら裏移りして汚くなってしまった・・・
もうやる気が出ない・・・
なんてことよくありますよね。
こういうトラブルは意外とストレスになりがちです。
なので、自分のスタイルを踏まえて紙の素材に注目してみて下さい。
デザインは、やる気と活用方法を意識して選択
次は、デザインです。
フォント、文字の大きさ、色使いは重要です。
子どもの頃、「なんか分からないけど嫌いだなぁー」って思う教科書なかったですか?
本を開いた時、やる気をなくすデザインは避けたいですよね。
デザインの中でも、最も違いが出るのは色使いです。
赤と黒だけの2色使いだと、蛍光ペンなどのラインは引き立つので、自分なりの色を加えたい方にオススメ。
一方、多色使いのデザインは鮮やかで、一瞬で色々な情報が入りやすいので、見るだけ派や加える色は少なめ派にオススメ。
私の好みは、2色使いです。
多色カラーって見てるだけならいいんですけど、綺麗に完成されているので、書き込みや加えたラインが発見しづらく感じます。
サイズ感は、持ち運びを意識して
勉強する場所を想定した選択
試験勉強はどこでしますか?
自宅、カフェ、通勤電車、図書館・・・
メインは自宅以外、という方は大きさと重さが重要です。
普段使っているカバンに入らない、持って歩くには少々重い、というのは意外とストレスになります。
試験当日の持ち運びも考えて
勉強も順調に進み、試験当日。
何か一つ、復習するためのアイテムを持参したいですよね。
数年前の試験会場にて・・・
意外と自分で作成されたノートを見てる方が多い!と感じました。
手っ取り早いのは、テキスト本です。
私も自作ノート派の時期がありましたが、直前は、意外とノートに書いていないことが気になったりするんです。
試験直前は、新しいことを覚えるよりこれまで勉強した記憶を呼び覚ますことが重要です。
テキスト本は、試験範囲全体がバランスよく網羅されているのでオススメです。
ページの余白は、勉強のスタイル次第
これは、紙の種類・品質で触れたように、勉強のスタイル次第です。
特に、書き込みを多くする人や、付箋を多用する人には重要です。
余白が少ないと、書き込みづらい、付箋の接着面が文字にかかる、などの問題も。
問題集の選び方
問題集は、テキスト本と同じ会社から発行されたものがオススメです。
もちろん、紙の品質やデザインを重視して違う会社を選択することもありだと思います。
そのような事情がなければ同じものがいいでしょう。
理由は、同じ会社に揃えた方が以下のメリットがあるからです。
会社が同じであると、用語の解説などは、似た言葉使いで書かれていることが多い。
繰り返しのインプットで記憶に定着。
問題集を解いた後にテキスト本を振り返りたい時、構成が似ているので参照しやすい。
最後に
最も大切なことは、迷ったら気持ちが上がる本を選んでみて下さい。
最終目標は、合格。
いかに集中できる勉強時間を確保するか。
学生時代、お気に入りの文房具を使うと授業が楽しく感じませんでしたか?
本も同じです。
お気に入りの一冊を見つけて、試験に合格しましょう。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。