
管理人のnaniyomuです。
こだわり強めな管理人が気に入った本だけを紹介するブログです。
本にオススメな人と内容にまつわるトピックを書いています。
『財布は踊る』 原田ひ香
今回ご紹介する本はこちら。
『財布は踊る』 原田ひ香(新潮文庫)
単行本(2022年)の文庫版です。
著者は、『三千円の使いかた』でお馴染みの小説家、原田ひ香さん。
昨年は新NISAが始まり、お金に関する話題が盛り上がりを見せました。
日本のお金教育、最近の学校ではどんなことを教えているのでしょう〜?
一方で、マネー教育を受けたことがない世代にとっては、お金を運用するなんてちょっと怖くもありますよね。
この本は、そんなお金のコントロールの仕方を、リアルな日常から解説してくれる一冊です。
価格:781円 |
本のテーマはお金、もちろん株のお話も登場します。
そこで今回は、株の中でも配当金にスポットを当ててみました。難しいことは抜きにして、購入予算と実際にもらえる金額、その実例や購入する時の心構えを簡単に紹介します。
こんな人にオススメです

何か当てはまる項目はありませんか?
三千円の使いかた
この本は、ドラマ化もされた『三千円の使いかた』の著者、原田ひ香さんの作品です。
前作は、テーマが三千円で、日常的にも身近なお金の話でした。
限られた三千円、用途ではなく、「自分にとっての必要性」を大切にすることにスポットが当たっていた気がします。
一方今作は、投資やローンなど、前作よりも少し大きなお金の話です。
「お金の活かし方で、人生は少しだけ変えられるかもしれない!」そんな希望が感じられます。
両作ともテーマはお金、かつ短編がつながっていく構成は同じなので、前作に心惹かれたならきっと今作も楽しめるはずです。
投資は怖い
投資、例えば「株は怖い!」と耳にしたことはありませんか?
しかし、いざ「何が怖いの?」と聞いてみると、「まぁ何となく・・・」という回答が多かったり。
その理由は、「数分で大金を失った」、などなど恐ろしい結論ばかりが取り立たされ、肝心のその過程が省かれてしまうせいではないでしょうか。
意外と、その理由やそこに至った経緯などを知ると、納得できたりするものです。
その辺の詳細をよく理解できるのが、この本の第3話です。
読んでみると、そういったよく分からない恐怖を解消してくれるかもしれません。
お金について考える
いざ、「お金について学びたい!」と考えても、自分の知っている範囲以上の情報を取得するのは難しいですよね。

知らないのだから、「何を知らないか?」がよく分からない。
この本では、さまざまな人物が登場するのですが、フツーとはちょっと違う人達も。

フツー・・。
ここでは、典型的なサラリーマンとかそんな感じの人物ではないという意味です。
そんなちょっと違う日常だからこそ、これまで知らなかったお金について学ぶことができるかもしれません。
貯金できない
近頃は物価の上昇で、日々の暮らしにかかる費用は増えるばかり、貯金するのは大変なことです。
とはいえ、何か見直せば、その状況を変えることができるのかもしれません。
本の中では、返済にまつわるいくつかのお話が出てきます。
誰しもが当てはまることではないので、直接的には役に立たないかもしれません。
しかし、その発想方法は、今後の生活に役に立つかも。
株の配当金とは?|本に関連したトピック
昨年から始まった新NISAきっかけで、株を購入した方もいますよね。
その時、何を目的に買いましたか?
値上がり利益、優待品、配当金・・・。
優待についてはこちらの記事で紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
今回は、配当金にスポットを当てます。
配当金とは?
簡単に言うと、会社が得た利益の一部を株主に還元したものです。

なので、「配当なし」の会社もあります。
配当回数は、一般的には年1回または年2回(中間配当と期末配当が一般的)です。

配当額として記載されているのは、一株あたりの金額
配当金を受け取るには、権利確定日に株主名簿に登録されている必要があります。

なので、購入するタイミングにはご注意下さい。
そして、配当は必ずしも継続される保証はなく、減額される場合もあれば増額されることもあります。
全ては会社の経営方針や業績次第です。

次は、誰もが知っている会社を例に、実際の投資額と配当金の実例を紹介します。
購入予算と配当金の例
基本的には、配当金にも税金がかかります。
ちなみに、NISA口座で受け取った場合は非課税となる場合もありますが、受取方法の指定がありますのでご注意下さい。
今回は、分かりやすく説明するため、税引き前の金額で話を進めます。
どんな会社で配当金が受け取れる?
- 各金額は、株式の基本的な売買単位である100株で計算しました
- 購入金額の一株あたりの価格は、2025年3月のとある日の終値を使用
- 配当金額は、2024年(会計年度)の一年間
20万円以上必要な会社
まずは誰もが知る大企業、トヨタ自動車です。
【トヨタ自動車】
購入金額:2822.5/株✖️100株=¥282,250
配当:(中間配当30円➕期末配当45円)✖️100株=¥7,500
こちらは、約29万円の予算で、年に7,500円の配当金を受け取ることができます。
次は、日本航空です。
【日本航空】
購入金額:2655.0/株✖️100株=¥265,500
配当:(中間配当30円➕期末配当45円)✖️100株=¥7,500
こちらは、約27万円の予算で、年に7,500円の配当金を受け取ることができます。
10万円台で購入できる会社
ホームセンター「DCM」でお馴染みの、DCMホールディングス。
【DCMホールディングス】
購入金額:1408.0/株✖️100株=¥140,800
配当:(中間配当20円➕期末配当22円)✖️100株=¥4,200
こちらは、約14万円の予算で、年に4,200円の配当金を受け取ることができます。
5万円以下で購入できる会社
まずは、日本電信電話、通称「NTT」です。
【日本電信電話】
購入金額:146.5/株✖️100株=¥14,650
配当:(中間配当2.6円➕期末配当2.6円)✖️100株=¥520
こちらは、約1万5千円の予算で、年に520円の配当金を受け取ることができます。
そして、セブンイレブン店舗を中心にATMを設置する、セブン銀行。
【セブン銀行】
購入金額:304.2/株✖️100株=¥30,420
配当:(中間配当5.5円➕期末配当5.5円)✖️100株=¥1,100
こちらは、約3万円の予算で、年に1,100円の配当金を受け取ることができます。

いかがでしたか?
貯金よりもメリットあり?
ここまで聞くと、貯金するより株を持っている方がお金が増えそうな気がしませんか?
しかし、ここが「投資は怖い」と言われる所以です。
株には、元本保証はなく、配当金も継続される保証はありません。
コロナ禍の一例
例えば、先ほど紹介した日本航空の場合です。
コロナ前の2019年の後半、株価は3,300円前後で推移していました。
それがコロナ禍で、2,000円を割り込む日々に。

100株で考えると、33万円くらいだったものが20万円を切るまでに価格が下がったということです。
一方、配当です。
コロナ直前の2019年度は、中間配当55円、期末配当55円の計110円でした。

つまり100株で、1年に11,000円受け取れていたことになります。
それがコロナ禍に入り、2020年度の期末配当〜2022年度の中間配当までの計6回、配当は消滅しました。

当時の、航空会社のあの状況を考えると、当然ですね。
リスクは大きい
まさにコロナ禍の出来事は、「投資は怖い」という言葉が当てはまったケースかもしれません。
ただ長い目で見れば、始めに挙げたように、株価も配当金も回復しつつあります。

つまり、あらゆる出来事に一喜一憂せず保有し続ければ、株価変動という大きな損失は防げることもあります。
結局、何事も利益を上げるには、ある程度のリスクがつきものということですね。

なので、株を購入する場合は、手持ちの余力を残して無理のない範囲で購入することをオススメします。
読み終えるとこんな本が読みたくなる?次にオススメな本

やはりお金のことは、小さい頃から学んでおくことが重要!
「お金を学ぶ」といっても、何をどう学べばよいのか?その範囲は難しいですよね。
そこで、こんな本はいかがでしょうか?
『アメリカの高校生が学んでいる 投資の教科書』 ティモシー・オルセン(SBクリエイティブ)
お金に関する分野は種類がとても多いので、例えば「国債」など普段耳にはしないものも。
その点この本は、その辺を幅広く網羅されているので、自分自身があまり知らない分野を見つけるのにも役立ちます。
加えて、単なる知識だけでなく、投資の心得も学べます。
タイトルからも分かる通り、イラストや図も多く活用されていて読みやすくなっています。
また、巻末に索引もあるので、後日読み返す時にも便利です。
アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書 [ ティモシー・オルセン ] 価格:1694円 |

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。




