管理人のnaniyomuです。
このブログは、こだわり強めの管理人が気に入った本だけを紹介しています。
本にオススメな人と、内容にまつわるトピックを書いています。
今回ご紹介する本はこちら。
『銀座缶詰』
益田ミリ（幻冬舎文庫）
イラストレーターである益田ミリさんの2013年のエッセイ集です。
 | 価格:502円 |
モヤモヤが溜まって、どっと疲れを感じてしまう日はありませんか？
いいことも悪いことも、日々の生活で生まれる心の声。
そんな日常生活で感じる心の声を発掘し、ほんわか癒しをくれる一冊です。
この本が刊行されたのは、約10年前・・・
そこで今回の”管理人の一言”は、昔読んだ本を時を経て開くとこんな発見が！という私自身の経験談を綴っています。
そういうのはあんまりやったことがないなぁーという方、ちょっと目を通してみて下さい。
「自分も、昔の本探してみよう！」と思うかも。
こんな人にオススメです
チェックリストをやってみて下さい。
何か当てはまったらこの本はオススメかも？
この作品は、雑誌や新聞に連載されたエッセイをまとめたもので、2ページぐらいずつの短編で構成されています。
なので、本を読むのはあまり得意でないと感じている方やエッセイ初心者の方にオススメです。
今から10年前の作品ですが、いつの時代も変わらないあるあるは存在するようです。
毎日ポジティブでありたい！と思いますが、なかなかそうはいきませんよね。
実際は、いいこと悪いこと、いろいろな心の声が生まれるもの。
時にネガティブな心の声が聞こえることもあるけど、それはそれでいいのです。
そんな自分の心の声に、モヤっとしている方にもオススメかも。
この本を手に取ったきっかけ
読みたい本って、どんなふうに探していますか？
私がこの本に辿り着いたきっかけを紹介！
本を選ぶときの参考にいかがでしょうか？
よく知らない分野の本は、誰かに一冊紹介してもらう。
9年ほど前、母にすすめられて読みました。
当時私の中で、本といえば実用書か自己啓発系が中心でした。
この作品を読んだことで、エッセイを知り、読む本の幅が広がったことを覚えています。
読み直したくなる本はありますか？時を経て開くとこんな楽しみが｜管理人の一言
今回のテーマは、「時を経て読む楽しみ」です。
この記事を書くため、約10年ぶりにこの本を開きました。
偶然にも、作者の当時の年齢に追いついていました。
同じ歳になったからこそ、感じられる楽しみとは・・・？
『銀座缶詰』は本を心から楽しめた作品
この本（『銀座缶詰』）は、私の読書人生で「本っていいな！」と心から思えた作品でした。
はじめて読んだのは、30代前半。
気づけば、益田ミリさんがこの作品を書かれた40代に突入目前。
年齢とともに感じ方は変わるもの
9年ぶりに読んだ驚きは、共感ポイントが圧倒的に増えたことです。
昔読んだ時は、少し年上の誰かの話を楽しく聞いている、そんな感覚でした。
半分他人事だったので。
今は、「確かにねー」と思わず声を出しながら読んでいます。
他人事ではいられなくなったので。
年齢が変われば捉え方の変化もあり、また違う作品を読んだような感覚になりました。
50代になったら、どんな風に感じるのでしょうね？
しかし、変わらないものもある
20・30代は、自分が正しい！と思い突っ走ってきました。
しかし歳のせいか、この頃は「いろんな考えがあるよね・・」と、少し大らかになった気が。
と同時に、「自分が本当に正しいのか？」迷走することも多くなった気がします。
とはいえ、年齢を重ねてもなお、「うん？」と、他人の行動にモヤモヤしてまう自分。
そういう感情もあるけれど、それはそれで否定せず受け入れればいいのです。
その点は、当時も今も変わらない本から受け取ったメッセージかも。
そんなことを教えてくれる、益田ミリさんの作品でした。
主人公と自分、当時の年齢・境遇が違ったものほど、今読み直すと新たな発見がある。
読み終えるとこんな本が読みたくなる？次にオススメな本
ありのままの自分を受け入れるのって、難しいことですよね。
私は苦手です・・・。
この本を読んで・・・
自分の中のネガティブな心の声が気になってしまった人、
「やっぱり自分に自信がないなぁー」と感じる人には、こちらをオススメします。
『自分を好きになりたい。』 わたなべぽん（幻冬舎）
漫画です。
自己肯定感が低いと感じている人には特にオススメ。
心が楽になりますよ。
新しい一歩を踏み出せるかも！？
 | 自分を好きになりたい。 自己肯定感を上げるためにやってみたこと [ わたなべぽん ] 価格:1,100円 |
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
