
管理人のnaniyomuです。
こだわり強めな管理人が気に入った本だけを紹介するブログです。
本にオススメな人と内容にまつわるトピックを書いています。
『アイデアをお金に変える「マネタイズ」ノート』 市原義文
今回ご紹介する本はこちら。
『アイデアをお金に変える「マネタイズ」ノート』 市原義文(三笠書房)
2023年の単行本です。
著者は、「Pontaの父」とも呼ばれる、経営コンサルタントの市原義文さん。
ノートを活用しながら、アイデアを得て育てるプロセスを解説した本です。
アイデアをお金に変える「マネタイズ」ノート 新商品、新事業をつくる人は、最初にどこを見ているのか? (単行本) [ 市原 義文 ] 価格:1760円 |
今回の本で、著者から学んだノートの活用法。読み進める内に、この書きながら考える作業は、業界が違っても似たようなものがあるかも!?と感じました。そこで今回は、実体験をもとに、看護学で学んだ「プロセスレコード」を紹介します。
こんな人にオススメです

何か当てはまる項目はありませんか?
起業のアイデア
この本は、ビジネスの場でアイデアに困った時、それを得る方法を教えてくれる本です。
アイデアとは、新商品・新事業の提案、既存の業務プロセスの見直し、など。
特に、新事業の提案は、起業にも共通するところがあるかもしれません。
なので、「何か起業したいな〜」と考え中の人は、読んでおくと役に立つかも。
アイデアグッズ
特許を取れるようなアイデアグッズ・・、なんだか夢がありますよね〜。

目指すは一攫千金!?
本の中では、ノートを活用しながら「誰かの困った」を解決する方法が解説されています。

詳しくは第3章
「誰かの困った」を解決するという視点は、アイデアグッズの基本ですね。
また、第4章で紹介されている「アイデアを組み合わせる」という発想は、大いに参考になりそうな予感がします。
新商品や新事業の提案
何もないところから何かを生み出すのは、大変な作業です。
この本では、そういったアイデアが必要な場面で取るべき方法を、一から丁寧に解説してくれます。
著者が実際に体験した実例を交えながら進むので、日常ですぐに取り入れることができそうです。
また、この本のポイントは、ノートを活用するというアナログ的な方法を用いていること。

デジタルに慣れきった人ほど面白く感じるかも
付箋を利用した思考方法も出てきます。

詳しくは第2章
著者が作成した付箋を貼った実際のノートも、写真で紹介されています。
そして、中でも最も興味深かったのは、既存のアイデアと差別化する切り口を紹介した話です。

第4章に出てきます
アイデアを求められる仕事の人だけでなく、ちょっと知っていると何か役立ちそうなお話です。
既存の問題点の改善
長年の定番を変えるのも、大変な作業ですよね。

どの業界でも共通の問題
定番を変えるのは、新しいモノを生み出すより制約が多いかもしれません。
こういう既存の問題点を解決するプロセスも、著者が実際に体験した実例を交えて解説されています。
「なぜなぜ分析」も登場しますよ。
この本は、図や表も多く、文字も大きめなので、本が苦手な人でもサラッと読めそうです。
書いて考えるプロセスレコード|本に関連したトピック
今回の本で学んだノートの活用法、その主軸となるのは、書きながら考える作業。

こういう作業、昔よくやったな〜
意外と、どの業界でも通じる所があるのかもしれません。
私の場合は医療業界なのですが、学生時代(看護学)、書きながら分析をする作業をたくさんしました。
そこで今回はその中から一つ、印象深かった「プロセスレコード」というものを紹介します。

今回は何となく記憶を辿りながらなので、興味が湧いたら看護系のサイトでチェックしてみて下さいね。
プロセスレコードとは?

難しい話は省略します
ものすごく簡単に説明すると、
患者さんとの会話や出来事など、ある一場面を切り取って書き出し分析することで、自身のコミュニケーション能力の向上を目指すものです。
書式は色々ある?ようですが、私が実際に使ったのはこんなイメージ。
| 相手の言葉・行動 | (その時の) 自分の考え・感情 | 自分の言葉・行動 | (振り返って) 思ったこと・気づき |
まず、下段の空白部分(左から3列)に、出来事を記入していきます。

時系列に下へ伸ばしていくようなイメージです
大体書けたら、思ったこと・気づきを書き込んでいきます(気づきの対象となる箇所に行を揃えて書く)。
そして、一通り完成したら他の人に読んでもらい、質問や感想を受けて、再度修正を加えつつ詰めていくような流れです。
具体例
まずは書いてみる

今回は、日常にありそうなこんな場面にしてみました
切り取るのは、職場で後輩に会ったワンシーン。
※各人の行動と言葉は「吹き出しと( )」で、自分の感情は「青の枠」で、気づきは「赤の枠」で囲っています。

①久しぶりだねー、最近調子はどう?

②元気ですよ。
(③後輩はその後何か話すわけでもないのに、じっと無言で止まったまま)
④なんだかいつもより表情も暗いし、何かあったのかな?

⑤何かあった?

⑥うん。いや、ちょっと・・・
(⑦後輩はじっと立ったまま)
⑧何か言いづらいことなのかな?聞かない方がいいのかも??

⑨・・・まぁ、またね。
(⑩自分から立ち去る)
- 後輩は、会った時点で何か話を聞いてもらいたかった可能性がある(③に対して)
- 聞かない方が良くても、「何か困っていたら話聞くよ」とか一言声をかけた方がよかったかもしれない(⑨に対して)
- 無意識の内に、「聞いたらめんどくさいことになるかも」と考えていたのかもしれない(⑧に対して)
誰かに読んでもらう

何か質問や感想はありますか?
例えば、こんな質問を受けます。
- ②の時、後輩の声のトーンはどんな感じだった?
- ②や⑥の時、後輩の視線はどこを向いてた?
- 気づきで、「めんどくさいことになるかも」と思った理由は何?
そして質問を受け、それに対する回答をまた書き込んでいきます。
すると、また気づきが増えていくわけです。
例えば、声のトーンや視線の質問に対して、「あまり聞いてなかった、見てなかった」となると、それがまた気づきになるわけです。
最終的に
で、何が分かるのか?
自分のコミュニケーションの特徴や改善ポイントが見えてきます。
例えば、先ほどの「見ていない」がたくさんあると、「そういえば、人の顔を見て話をしてないかも!?」と気づいたり。

私の場合は、相手の言葉の詳細は分からないことだらけなのに、聞き返すことが極端に少ないと分かりました。
まとめ
いかがでしたか?

昔の記憶を辿りながら書いたので、不備がありましたらご容赦下さい。
全く違う業界の話ではありますが、こういう記録を書きながら思考を含ませる分析の視点、今回の本と何か共通するものを感じたので取り上げました。
他の業界でも、探してみると面白いかもしれませんね。
読み終えるとこんな本が読みたくなる?次にオススメな本

思いついたことを色々書いてみたくなりました
書くと頭の中も整理できて、何か新しいものを得られる気がします。
そこで、こんな本はいかがでしょうか?
『新版 思考の整理学』 外山滋比古(ちくま文庫)
40年以上もの長きにわたって読み継がれている本で、2024年には増補改訂版が刊行されました。
自分の頭で考えるとは? そして、アイデアの考え方や揉み方、を著者の実践例を交えながら解説してくれる一冊です。
情報の多い時代だからこそ、今もなおこの本が求められているのかもしれません。
新版 思考の整理学 (ちくま文庫 とー1-11) [ 外山 滋比古 ] 価格:693円 |
この本は、こちら↓の記事でも紹介しています。

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。



