管理人のnaniyomuです。
このブログは、こだわり強めの管理人が気に入った本だけを紹介しています。
本にオススメな人と、内容にまつわるトピックを書いています。
今回ご紹介する本はこちら。
『プロフェッショナルたちの脳活用法』
茂木健一郎、NHK「プロフェッショナル」制作班(NHK出版 生活人新書)
著者は、脳科学者の茂木健一郎さん。
プロフェッショナルとは、NHKで2006年から放送開始された「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組に登場された方々のことです。
各界のプロフェッショナルたちの、仕事のやり方や日常生活の過ごし方を特集した番組です。
この本は、100回記念までの放送回から、一般読者の参考になりそうな事例として、茂木さんと番組スタッフが選出したものがまとめられています。
そして、開始当初、番組のキャスターも務めた脳科学者の茂木さんが、脳科学の視点から解説されています。
2009年の新書です。
今回の”管理人の一言”は、「プロフェッショナル」という番組の魅力と、合わせておすすめしたいテレビ番組の紹介です。
こんな人にオススメです
チェックリストをやってみて下さい。
何か当てはまったらこの本はオススメかも?
アイデアが浮かばない・・・、プレッシャーに強くなりたい!
プロフェッショナルたちは、どんな瞬間にひらめくのか?
また、どのようにしてプレッシャーに対処するのか?
この本では、そのための環境づくりや習慣など、各々の実例が紹介されています。
そして、その実例が、脳科学の視点からどのような意味がありどんな効果をもたらすのか。
その辺が、丁寧に解説されています。
なので、気に入ったものは真似してみるのもいいですし、それらを参考にオリジナルの手法を見出すのもありです。
仕事に迷い
また、本の中では、やる気や創造性の観点から、モチベーションをアップしたり仕事を楽しむ方法も紹介されています。
この本が発行されたのは、2009年。
時代は変化しても、人の悩みは変わらないようで、今読んでも役立ちそうなことばかり。
特に、創造性という視点は、今後AI社会へと移り変わっていく中で人間に求められる重要な役割。
本の中では、第4章で創造性が取り上げられています。
自信がない・・・
「テレビで紹介される一流の人なんて、自分とは住んでる世界が違うよな・・・」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、その道で一流と言われる人も、決して自信に溢れているわけではありません。
日々様々な努力をすることで、結果を積み重ねているんですね。
「自信がないから・・・」と諦めがちな人にも、何か参考になることがあるかもしれません。
「プロフェッショナル」はこんな番組!そしてこちらもオススメです|管理人の一言
今回は、この本の元となったNHKの番組、
「プロフェッショナル 仕事の流儀」について、簡単にご紹介します。
そして、こういう番組好きかも!という方にぜひ観てもらいたい、2つのオススメ番組も紹介します。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」とは?
NHKで、2006年1月から放送されている番組です。
当初はレギュラー放送でしたが、現在は月1回くらいのペースで放送されています。
どんな内容?
その業界のプロフェッショナルな人に、何日もかけ密着取材し、仕事や日常の場面を紹介します。
開始当初は、VTRを見ながら、脳科学者の茂木さんとアナウンサーが話を聞くスタイルでした。
現在は、ナレーションの入った密着映像です。
番組の魅力
・ 特集されたプロフェッショナルの人となりも分かる
・ 全く知らなかった仕事を知ることができる
・ 自分も頑張ろう!という気持ちになれる
密着は、仕事をしている瞬間だけでなく、休憩や移動時間なども行われます。
仕事をしている姿だけだと、その仕事に興味がなければ見るのをやめてしまうこともありますよね。
しかし、いろんな瞬間の密着で人となりもイメージできるので、興味のなかった仕事でもなんだか見入ってしまったり。
何よりも、誰かの頑張っている姿を見ると、なぜだか自分もやる気が湧いてきたりします。
また、様々な職種が取り上げられているので、全く知らなかった仕事の知識を得られるところが面白いです。
個人的には、芸人の岡村隆さんの特別編が印象に残ってます。
自分はプロフェッショナルではないから、との意向で過去回で特集された方のお話を聞くスタイルでした。
「クレイジージャーニー」
と、ここまで紹介してきた「プロフェッショナル」はかなり真面目な番組です。
なので、見るにはちょっと重い日もあったり・・・。
そこで、そればかりだとちょっと疲れてしまう人に、コメディーの要素もあって見やすいのがこちらの番組。
TBSで放送されている「クレイジージャーニー」です。
クレイジージャーニーは、TBS系列で毎週月曜22時〜放送中
番組ディレクターが、さまざまな職業のクレイジージャーニーの旅に同行取材した模様を紹介する番組。
そして、そのVTRをスタジオでタレントが見つつ、ジャーニーの話を聞くスタイルです。
同行ディレクターが時折する質問とVTR中のナレーションが、ジャーニーのユニークな要素を引き出すのに一役買っています。
時に危険な旅もありますが、難しい場面も飽きずに見られるし、社会問題について考えさせられることもある番組です。
個人的に好きなのは、アドベンチャーレースをされている田中正人さんです。
アドベンチャーレースは、道なき道を進みながらゴールを目指す、ちょっと過酷なレースです。
「ドキュメント72時間」
そして、最後におすすめするのが、再びNHKの番組。
「ドキュメント72時間」です。
ドキュメント72時間は、NHK総合で毎週金曜22時〜放送中
これは、ちょっと重めな番組かもしれません。
2013年から放送が始まったドキュメンタリー番組。
ひとつの場所にカメラを設置し、72時間人間模様を定点観測、出会った人から話を聞くスタイルです。
偶然の出会いのはずなのに、なぜか重めの話を持った人に出会うわけです。
きっと、世の中何の苦労もない人なんていない!ってことでしょうね。
年末になると、視聴者投票で人気ランキングの上位が数時間にわたって連続で放送されます。
2023年は、12月30日でした。
ちょうど、掃除でもしようかな?と思う昼間のいい時間なので、ついつい見入って気づいたら夜に・・・。
個人的に印象に残っているのは、
2020年5月2日に放送された「宮崎 ナゾの巨大魚を追え!」です。
「オオニベ」という魚だったのですが、最終的に釣れるのか?気になって・・・
読み終えるとこんな本が読みたくなる?次にオススメな本
たくさんの脳活用法を得られたので、自分に必要なものを選別したい!
ちょっと考えを整理したくなりました。
そこで、次の本を探すキーワードはこちら。
「情報の整理、考えの整理、活用」
では、こんな本はいかがでしょうか?
『思考の整理学』 外山滋比古(ちくま文庫)
1983年に刊行され、1986年に文庫化。
そして、2024年2月に新版として増補改訂版が出版されたロングセラーな本。
思考を整理するためのアウトプットの方法や、「考える」ということに関するありとあらゆる知識が詰め込まれた一冊です。
新版 思考の整理学 (ちくま文庫 とー1-11) [ 外山 滋比古 ] 価格:693円 |
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。